はねゆきノート

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読書ノート

小説『怒り』感想戦

休日の前の夜に一人酒しながら小説を一気読みする至福。しかし感想戦をする相手もなく孤独。唯一人とかかわる職場に本読みはおらぬ残念至極。むしろ同僚に「キミは本の世界でしか人間を知らないんだなーと思うよ、あたしは生身の人間しか知らないけどさ」と…

【読書】佐藤優『知性とは何か』

佐藤優『知性とは何か』を読みました。知性とは何か(祥伝社新書)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2015/06/01メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る 日本を蝕む「反知性主義」に警鐘を鳴らし、それに負けない強靭な知性を身につける…

ゴールデンウィークに読んだ本など

ゴールデンウィークもあとわずか。何をしていたか、というと、わりとだらだらしていました。毎日のように昼寝していました。午後を通して起きていたのは、移動日と5/1の2日間だけだったという(笑)夜は本を読んでいました。1日1冊くらいのペース。佐藤優さ…

【読書】佐藤優『人に強くなる極意』

ゴールデンウィーク、まったりしています。勉強を(ちょっとだけ)して、あとは昼寝をしたり、本を読んだり。今日も半日昼寝してしまったなぁ…ちょっと勿体ない感じがしますね。 今日はこんな本を読みました。 人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス) …

【読書】内田樹、光岡英稔『生存教室 ディストピアを生き抜くために』

本日から、ゴールデンウィークに入りました。うちの会社の「正月」とも揶揄される、1年で唯一の大型連休。1週間まるっとお休みのため、とりあえず実家に帰ってきました。ノープランですが、本を読んだり、英語の勉強をしたりしながらゆっくり過ごそうと思…

【読書】『ひらめき教室 弱者のための仕事論』

こんな本を読みました。人気漫画『暗殺教室』の作者と、世界的デザイナーの異色の対談です。 ひらめき教室 「弱者」のための仕事論 (集英社新書) 作者: 松井優征,佐藤オオキ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/03/17 メディア: 新書 この商品を含むブロ…

【読書】「ザ・ワーク」/「人間は自分が考えているような人間になる」

最近読んだ本の話をしたいのです。なぁなぁなんですけれど、してもいいでしょうか(笑) 『ザ・ワーク』まずはこちら。『ザ・ワーク』です。ザ・ワーク 人生を変える4つの質問作者: バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル ,神田房枝訳、ティム・マク…

【読書】宮下奈都『羊と鋼の森』

宮下奈都『羊と鋼の森』を読みました。新人ピアノ調律師が、失敗しながらも少しずつ成長していく話です。 羊と鋼の森作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 帯に「村上春樹のドライ…

【読書】原田マハ『本日は、お日柄もよく』

今日はお休みでした。わりとずっと本を読んでいました。 本日は、お日柄もよく (徳間文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013/06/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る まずあらすじから。 OL二ノ宮こと葉は、想い…

【読書】パウロ・コエーリョ『11分間』

どんな本を読むの?「どんな本を読むの?」という質問、あれにわりと困るのは私だけでしょうか。たとえばですね、休日は何してんの?…(夕方近くまで寝ていて、起きたら出かけて、本屋さんで閉店間際までぶらぶらして、その後は)本を読んだりとか。へえ、す…

【読書】他人の脳のかけらをつなぐには~藤原和博『本を読む人だけが手にするもの』

藤原和博『本を読む人だけが手にするもの』を読みました 本を読む人だけが手にするもの 作者: 藤原和博 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 2015/09/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 私は田舎で育ちまして、大…

【読書】「ゼロ秒思考」をやってみた。

新年明けましておめでとうございます。 3日間の弾丸帰省を終えて戻ってきました。やはりこちらは寒いですねー。実家の方は毎日10℃近くあって過ごしやすかったのに…ぶるる。 さて、空港で買って移動中に読んだ本の話です。 ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シ…

【読書】『反応しない練習』読書メモ

最近ホントに怒りっぽくて反省してます。(いや、あんまりしてません 笑)たとえば先日、こんなことがありました。FMラジオの匿名の投稿コーナーで、「先輩が細かいミスでいちいちうるさいんです!自分だってミスをたくさんしてるのに謝りもしないで人間性を…

稚内旅行の記憶、あるいは『星の巡礼』

今週のお題「今年見に行ってよかったもの」 今週のお題:「今年見に行ってよかったもの」について書こうと思うのですが、その前に。 パウロ・コエーリョ『星の巡礼』を読みました。 星の巡礼 (角川文庫) 作者: パウロ・コエーリョ,山川紘矢,山川亜希子 出版…

【読書】汝の欲するものを与えよ~『不機嫌な職場』読書ログ

先日、ガラスのハートの新人くんが休業申請を出していました。おー。潰れるの、早っ!何の説得をされたか知らないが、撤回もめちゃめちゃ早くて。なんだ。愚痴を聞いて慰めてもらって「そっか、大変だね」って言ってほしいだけなんだ…って。ということで、『…

【読書】読書スランプと「意味なんてことは考えちゃいけない」~田口ランディ『できればムカつかずに生きたい』

田口ランディさんの『できればムカつかずに生きたい』を読みました。できればムカつかずに生きたい作者: 田口ランディ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/05/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 唐突ですが、冊数をカウントしています。読ん…

【読書】山井太『スノーピーク 「好きなことだけ!」を仕事にする経営』

山井太『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』を読みました。ビジネス書なのに、なんか感動した…。アウトドア好きでもキャンプ好きでもないのに、なんだかアウトドアがしたくなっちゃいました。表紙も製本も綺麗でした。書店員さんも、ごちゃ…

【読書】松村栄子『僕はかぐや姫』

今日ブックオフで、松村栄子の『僕はかぐや姫』を見つけました。 108円。 僕はかぐや姫 (福武文庫) 作者: 松村栄子 出版社/メーカー: 福武書店 発売日: 1993/12 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (18件) を見る 高校から大学にかけて、大…

【読書】その「わたしたち」はズルい~林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』~

先日、「なぜ林真理子の著作を無意識に忌避してしまうのか」という記事を書きました。 林真理子を読みたくならない理由を印象だけで語ってしまったのですが、そうしたらなぜか無性に読みたくなって。 結局Kindleで読みました。 ルンルンを買っておうちに帰ろ…

【読書】なぜ林真理子の著作を無意識に忌避してしまうのか~林真理子・見城徹『過剰な二人』~

林真理子・見城徹『過剰な二人』を読みました。過剰な二人作者: 見城徹,林真理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 林真理子さんの書いたものは、初めて読みました。見城徹さんの本は、前にも読んだこ…

【読書】読者は変わる、西尾維新は変わらない~『掟上今日子の遺言書』~

趣味は読書、と言うと、当然ではありますが、「どんな本を読むの?」と訊かれます。この質問、困るんですよね。どんなって…うーん、わりと何でも?小説も読むし、エッセイも読む。日本文学も読むし、海外文学も読む。ライトな人文系も読むし、ビジネス書も読…

【読書】生活が苦手…それでも生活は続く。『そして生活は続く』

苦手なことはいろいろとありますが、ひっくるめて言うと、「地に足をつけて生きる」のが全般的に苦手なように思います。 片づけが苦手。周囲の人に「お前は病気だ」って言われるレベル。すぐものをなくすし、どこに置いたか覚えておくのも苦手。3分前に作っ…