はねゆきノート

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【読書】「ゼロ秒思考」をやってみた。

新年明けましておめでとうございます。

3日間の弾丸帰省を終えて戻ってきました。やはりこちらは寒いですねー。実家の方は毎日10℃近くあって過ごしやすかったのに…ぶるる。
 
さて、空港で買って移動中に読んだ本の話です。

 

 

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

 

 

著書は元マッキンゼーの方。誰でも深く考える力を身につけ、さらには「ゼロ秒思考」といえる究極のレベルまで到達するためのメソッドを紹介しています。
方法論は意外とシンプルで、頭に思い浮かんだことをどんどんメモする、というもの。
 
メモを書く際は、A4用紙を横置きにし、左上にタイトルを書いて下線を引く。
しかも1ページにびっしり書くのではなく、わずか4~6行書いて終わりにする。
右上には年月日を入れる。
 
 
フォーマットはこれだけです。詳しくは本を読んでいただくとして。
また、1ページを1分以内で/1日10ページ以上書く、のが大切とのこと。
 
 
読んだとき、これわりといいかもな、と思いました。
確かに、頭の中で同じ考え(と呼ぶのもおこがましい、妄想の域に属するレベル)が堂々巡りしてなかなか進まないことってよくありますし…
それをがんがん書き出して整理する、というのは、確かに効果的な思考方法かもしれないな、と思いました。
特に自分は書くことが好きで、書くとすっきりするタイプなので、相性もいいだろうな…と。
 
で、実際にやってみました。
以下はやってみた感想です。
 
 

初心者に1ページ1分はきつい

この本では、「日付、タイトル、本文(4~6行)すべて含めて1ページ1分」というのが目標とされていましたが、初心者には到底無理かと…
まず初めの2~3枚は、タイトルすら書ききらずに1分が経過しました。
なのでとりあえず、1分は諦めて、3分くらいでやってみました。これでまぁまぁ書けるようにはなりましたが、1ページに6分くらいかかることも少なくありませんでした…。
それで昨夜、8ページ書くのに、小一時間はかかってしまいました。
 
でも手応えは結構あって。
まず頭の中でぐるぐるしていたことが外に吐き出されて、ちょっと前向きな気持ちになりました。
今までただ「あー、どうしよう」って思っていたことが、8ページ書く頃には、こうしてこうしよう…と光が見えている状況になさった、というか。
 
やっぱり書くことの力は偉大です。
 
 

タイトルのつけ方が鍵

やってみて思ったのですが、非常に短い時間でタイトル(課題や問い)と本文(問いに対する答え)を書いていくとなると、タイトルのつけ方が鍵になります。というか正直、タイトルが決まった時点で、頭の中ではほとんど答えが出ているんですよね。
たとえば、「転職すべきかどうか」ってタイトルを書いた時点で、もう8割くらい転職しようと決めてるんですよ。これはほんとに。
 
問いが答えを縛るんです。
ですから、このメソッドはタイトルのつけ方がすごく大切。
そもそも、1分で書ける=答えが既に自分の中にある、ということですよね。かつ、その解答が〈自分の中で答えが出ていない問題〉の解になっている、ということ。
「ゼロ秒思考」とは、そのような問いを、どんどん発想・展開していく思考方法なのではないか、と思いました。1日やってみただけですけども。
それには適切なタイトルをつける力が必須だなー、と痛感した次第です。
 
ただしこれは慣れないと難しいかもなぁ…続けていったら、頭がよくなりそうですけども。
 
やり方はとても気に入ったので、しばらく続けてやってみようと思います。
 
 
今年もよろしくお願いいたします。
以上はねゆきでした。