はねゆきノート

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世界はしょせん、主観の王国~ニキビについて考えたこと~

副業というか趣味というかで、ネット記事を受注・作成しています。
いつもは自己啓発について書くことが多いのですが、今回のお題は「ニキビ」でした。

ニキビ。
ニキビについて2000文字✖5本。

ふだん美容・健康にまったく関心がなく、頓着もしないため、今回ニキビについて記事を作成したことで、かなり勉強になりました。


ニキビがあることに気づいた

ニキビの原因や対処法などについて調べて書いていくうちに、ひとつ気づいたことがあります。
それは、「私にもニキビがある…」ということです。

いや、冗談じゃないですよ?
何度も言いますが、美容に全然興味がなくて。
化粧はするけど、それはただスッピンで会社に行くのは社会的に許されないからしているだけで、最低限「あいつは化粧をしている」ということが見て分かればいいんです。

もちろんファンデーションを塗るときに「いたっ…ここに何かできてるな」くらいのことはいつも思っていたと思うんですけど、それを「ニキビ」としてしっかり意識したことはないというか…
トイレに行って鏡を見ても、ニキビなんて小さな点だから、意識してなかったら気づかないというか…
それよりもこの前からできてる口内炎の方が、よっぽどしみるし痛いし大問題だというか…

でもニキビの記事を書き始めて、改めて自分の顔を見たら、ニキビができやすいところにちゃんとニキビがありました。
そりゃそうだ。
1度意識し始めると気になって、ついいつも触ってしまいます(触ってはいけないらしいのに)。

つまり肌荒れもニキビも、意識しなければ「ない」のと一緒なんです。
私以外の全員が、私がニキビだらけであることに気づいていたとしても、私は全然気づかなかったし、もちろんそれについて悩むということは一切ありませんでした。そもそも興味も向かない、意識が向かない。気づいてしまった今ですら、「悩む」ことはないでしょう。


意識しなければ「ない」のと同じ

おそらく人生における悩みは、だいたいこれと同じなんじゃないでしょうか。
気づかなければ、意識しなければ「ない」のと同じ。
意識が向くことだけが「ある」「存在する」。
ちなみに私は、自分だけでなく他人のニキビも気にしたことはありませんでした。
でも世の中には、本当に本当にニキビが気になって、憂鬱で、ありとあらゆる対処法を試している人もいるんでしょう?その人は、もちろん他人のニキビも気になるわけで。
向けられる「意識の量」によって、世界観が全然違ってしまうんですね。


世界はしょせん、主観の王国

世界観といえば、人体についての認識が全然違って驚きました。
「肌にうるおい成分を浸透させる」みたいな語法がよく出てくるのですが、私にとって肌は「体の一番外側の壁」(だから、粉とかを、壁にペンキを塗るみたいに塗る)であって、肌から内側に何かがしみ込むとか、肌が水を吸うとかいう理解では全然なかったんです。
なんだか土みたい。土みたいに水を吸ったりするわけですね、肌は。
それは知りませんでした。

本当に、意識の量・方向づけと、個々の世界認識によって、主観的な「自分の世界」が構築されているんだなぁ…ということがよく分かる案件でした。
勉強になりました。

それにしても、一通り調べましたけど、ニキビってありとあらゆる原因でできるんですね。
こんなのが気になり始めたら、もう大変ですね。きりがないんじゃないんでしょうか。

他人の悩みはそんなもの、です。
世界はしょせん、主観の王国。

以上、はねゆきでした。