はねゆきノート

片づけノート/お仕事ノート/読書ノート/その他もろもろ

【読書】汝の欲するものを与えよ~『不機嫌な職場』読書ログ

先日、ガラスのハートの新人くんが休業申請を出していました。おー。潰れるの、早っ!何の説得をされたか知らないが、撤回もめちゃめちゃ早くて。なんだ。愚痴を聞いて慰めてもらって「そっか、大変だね」って言ってほしいだけなんだ…って。ということで、『…

【マンガ】「他人にも大切なものがある」~会社員がアルスラーン戦記を読んだ感想など

マンガ版「アルスラーン戦記」を読みました。いちおう最新刊まで。 アルスラーン戦記(4) (講談社コミックス) 作者: 荒川弘,田中芳樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/10/09 メディア: コミック この商品を含むブログ (13件) を見る 【あらすじ】 大陸…

【マンガ】「アルスラーン戦記」~10年後、未完の最新刊を読むという未来予想図~

2012年の春を、時に感傷を持って追想します。大震災のあくる年、就職活動に失敗してうちひしがれ、家族と学生時代のごく親しい友人以外には知らせないまま、逃げるように北海道に流れました。あのときは、逃げたあとも人生が続くなんて、思いもしなかった。…

【読書】読書スランプと「意味なんてことは考えちゃいけない」~田口ランディ『できればムカつかずに生きたい』

田口ランディさんの『できればムカつかずに生きたい』を読みました。できればムカつかずに生きたい作者: 田口ランディ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/05/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 唐突ですが、冊数をカウントしています。読ん…

残業代はいらない、ただ…

今日は3週間ぶりの全休…のはずだった。結局あまりに部署の業績が悪いというので、出勤した。無言の圧力。晩秋の夜の冷たい雨が、安物のパンプスを濡らす。正直最後の全休がいつだったか思い出せない。10月中旬だったかと思う。会社の理屈はよく分からない。…

人間関係のトラブルを回避するには「怒らない」こと

このブログとは別件で、「人間関係のトラブルを防ぐ会話術」というお題で文章を書いています。人間関係ニガテすぎて同じコミュニティーに3年以上は棲息できないこの私に、それを聞きますか…とは思いますが(笑)存在自体がコミュニケーションぶっちゃけ思うん…

【マンガ】『花のズボラ飯』~圧倒的「自分世界」とちょっぴりの「狂気」

下世話で恐縮ですが、今月はお金がありません。 何でこんなにお金がないんでしょうか。本当に分かりません。残高を確かめたら、予想と5万くらいかけ離れておりました。なぜ。 知らないうちに何かが引き落とされたんでしょうか?謎。記帳…は、3年くらいして…

【読書】山井太『スノーピーク 「好きなことだけ!」を仕事にする経営』

山井太『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』を読みました。ビジネス書なのに、なんか感動した…。アウトドア好きでもキャンプ好きでもないのに、なんだかアウトドアがしたくなっちゃいました。表紙も製本も綺麗でした。書店員さんも、ごちゃ…

【読書】松村栄子『僕はかぐや姫』

今日ブックオフで、松村栄子の『僕はかぐや姫』を見つけました。 108円。 僕はかぐや姫 (福武文庫) 作者: 松村栄子 出版社/メーカー: 福武書店 発売日: 1993/12 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (18件) を見る 高校から大学にかけて、大…

【読書】その「わたしたち」はズルい~林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』~

先日、「なぜ林真理子の著作を無意識に忌避してしまうのか」という記事を書きました。 林真理子を読みたくならない理由を印象だけで語ってしまったのですが、そうしたらなぜか無性に読みたくなって。 結局Kindleで読みました。 ルンルンを買っておうちに帰ろ…

【読書】なぜ林真理子の著作を無意識に忌避してしまうのか~林真理子・見城徹『過剰な二人』~

林真理子・見城徹『過剰な二人』を読みました。過剰な二人作者: 見城徹,林真理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 林真理子さんの書いたものは、初めて読みました。見城徹さんの本は、前にも読んだこ…

世界はしょせん、主観の王国~ニキビについて考えたこと~

副業というか趣味というかで、ネット記事を受注・作成しています。いつもは自己啓発について書くことが多いのですが、今回のお題は「ニキビ」でした。ニキビ。ニキビについて2000文字✖5本。ふだん美容・健康にまったく関心がなく、頓着もしないため、今回ニ…

【マンガ】カルチャーショックのない異文化マンガ「乙嫁語り」はほのぼの嫁マンガ

Kindleのカドカワ半額セールに乗っかって、前々から気になってたマンガを読みました。乙嫁語り 1巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))作者: 森薫出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン発売日: 2012/09/01メディア: Kindle版購入: 3人 クリック…

自分を変えることができないのは、人間関係を勝ち負けで捉えているから

月間100PVを記念(?)して、新しくカテゴリを作ってみました。その名も「自分を変えるノート」。自分を変えることは本当に難しいことです。少なくとも私は、それでかなり困ったことになっています(笑)今回は、「自分を変えられない原因」について、考えたこ…

【読書】読者は変わる、西尾維新は変わらない~『掟上今日子の遺言書』~

趣味は読書、と言うと、当然ではありますが、「どんな本を読むの?」と訊かれます。この質問、困るんですよね。どんなって…うーん、わりと何でも?小説も読むし、エッセイも読む。日本文学も読むし、海外文学も読む。ライトな人文系も読むし、ビジネス書も読…

【読書】生活が苦手…それでも生活は続く。『そして生活は続く』

苦手なことはいろいろとありますが、ひっくるめて言うと、「地に足をつけて生きる」のが全般的に苦手なように思います。 片づけが苦手。周囲の人に「お前は病気だ」って言われるレベル。すぐものをなくすし、どこに置いたか覚えておくのも苦手。3分前に作っ…

書を捨てよ、街に出よう(ブラジャーを買いに)

私は普段、服屋に行きません。 ひとつには、そもそも洋服があまり必要ないんですよね。お仕事はスーツですし、スーツはイオンで吊るしのを買います。お休みはさすがに私服ですが、お休みなんかほとんどないっていう(笑) もうひとつには、服屋には特殊な結界…

【読書】『世界の辺境とハードボイルド室町時代』

変わったタイトルの本を読みました。 その名も『世界の辺境とハードボイルド室町時代』 あれ?これって元ネタは『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』? …完全にタイトル買いでした(笑)内容的に村上春樹の小説とは関係ありませんでしたが、すご…

【仕事のもやもや寓話】「どうぶつ園のゆううつ」

本日はいきなりですが「仕事のもやもや寓話」をお送りします。***************「どうぶつ園のゆううつ」先月、キリンさんがクビになった。キリンさんはわれらがどうぶつ園で経理や受付を担当していた。美人でいい子なんだけど、ちょっともの…

【読書】「大人になりたいのなら、離れるしかない」~岩崎夏海『もしドラはなぜ売れたのか』~

ちょっと前に読んだ本について書こうと思います。 『もしドラ』はなぜ売れたのか? 作者: 岩崎夏海 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/12/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 『もしドラ』の著者である岩崎夏海さんの自叙伝…

【読書】「余人を以ては代え難い言葉」を探して~内田樹『困難な成熟』~

内田樹の『困難な成熟』、読み終えました。今回も心に銘記すべき至言の宝庫でした。 ブログを始めて間もないというタイミングもあり、このあたりが心に残りました。 「私が死んだら、私と一緒に消えてゆき、誰も再現することのない言葉」とはどんな言葉か。 …

「私」を主語にして書く~ブログを始めて1週間の振り返り~

ブログを始めて1週間ほどが立ちました。ずいぶん見切り発車で始めてしまったブログですが、この1週間を振り返ってみたいと思います。片付けないのに片付けブログ?ブログを開設するに当たって、何を書こうかな?と考えたあげく、1日目は汚部屋を公開して…

【読書】「なぜ私は内田樹の本を全買いするか」

内田樹『困難な成熟』読書中です。 自分で言うのも何ですが、私は内田樹先生のヘビーリーダーです。既刊はほとんど買って読んでいるし、書店で新刊が出ればほぼ無条件でレジに持っていきます。もちろん対談本も、経済の許す限りは買います。大好きなんですよ…

仕事がポンコツで「死にたい」と思う人へ贈る言葉

仕事がポンコツで、毎日罵倒されて、「はあ、もう死にたい」なんて思う人は、そうそういないかもしれないし、結構いるかもしれない。「死にたい」って悩むのはやめて、「生きるしかないんだから、どうするかなぁ」って考えてみたら、というお話。 …かくいう…

【読書メモ】名越康文『自分を支える心の技法』

名越康文氏『自分を支える心の技法』を読みました。 副題は「対人関係を変える9つのレッスン」。精神科医の書いた本です。 前半は、「怒り」の起源について。・人間関係を変えるには、一瞬にして移り変わる自分の心を制御する必要がある。・人間にとっての…

【TED動画】ダニエル・ピンク「やる気に関する驚きの科学」に学ぶモチベーションアップ法

こんにちは、はねゆきです。 仕事の始まる前日の夜‥って本当に憂鬱ですよね。特に自分の場合、休みの日は誰にも会わない・会話しないので、悪い方、悪い方へと考えが偏りがちで。もちろん、実際に出勤してみると、嫌なことばっかり‥っていう訳でもないのです…