はねゆきノート

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ゴールデンウィークに読んだ本など

ゴールデンウィークもあとわずか。
何をしていたか、というと、わりとだらだらしていました。
毎日のように昼寝していました。午後を通して起きていたのは、移動日と5/1の2日間だけだったという(笑)
夜は本を読んでいました。1日1冊くらいのペース。佐藤優さんの本に影響されて、概ね世界史・国際情勢に関する本を読んでいました。
いや、最初は佐藤優さん繋がりというか、面白かったからもう1冊、という軽い気持ちだったんですけどね。
これが最後の100ページくらい分かんなかったんですよ、全然。
それでちょっと危機感を感じて、関連しそうな本を読み漁っていました。
世界史やら、国際情勢やら、政治関係やらの新書を山積みにして読み耽っているので、母に「どこに向かっているのかなー?」と聞かれる始末(笑)
次はこれ。

集団的自衛権って、漠然と、「自衛隊が海外に行って戦争ができるようにする法案」だと思っていたのですが…実質この閣議決定によって、自衛隊の海外派兵のハードルが上がったとのこと。
いろんな見方があるのですね。


これは分かりやすかった。

世界のしくみが見える世界史講義 (Knock‐the‐Knowing)

世界のしくみが見える世界史講義 (Knock‐the‐Knowing)

用語はほとんど出てこず、地域別の歴史をストーリーとして理解しやすいです。何百年分の歴史をだーっと読んで、最後はちゃんと現代の国際情勢や問題に着地します。
これを読んだあとのこれ

世界史の極意 (NHK出版新書 451)

世界史の極意 (NHK出版新書 451)

は、難しかったとはいえ、半分くらいは理解できたと思います。やれやれ。


世界史を勉強したくなるわけ

たぶんコンプレックスだと思うんですよね。
高校で世界史Bは履修したのですが、センターも二次も日本史選択だったので、真面目にやってなかったんです。
というかノートも取らずにずっと寝ていました(!)
結果、ざっくり言うと「ローマ帝国が崩壊→→戦争→今に至る」みたいな惨憺たる状態(決してローマ史ならできる、というわけではありません。そこにローマがあったことは知ってる、というレベルです)で高校を卒業。
そのあと触れていないのです。
それでコンプレックスなんだと思います。

今回ちょっと本を読んだので、「ローマ帝国が崩壊したあと神聖ローマ帝国が出てくる」ということが分かりました(笑)
あとは、繰り返し出てきたので、イスラム教のスンニ派とシーア派の違いも分かりました。
いやもちろん他にもいろいろ勉強になりましたけど。資本主義の話とか。

いくらなんでも、あと20冊くらい読んだら世界史もだいぶ分かるんじゃないかなと思います。
だいたい、未知の領域って、最初は書いてあることの3割くらいしか分からなくても、とりあえず我慢して10~20冊読むうちには要点が分かってくるものではないか、と。
ただやっぱり散逸的になってしまうので、どこかで頑張って通史を通読する必要性を感じます。
なのでさしあたり『詳説 世界史B』(高校教科書)を通読するのが目標なのですが、今のままでは「オリエント」で爆死するので(早っ!)、もう少し段階を踏んでからと思っています。ところで、


今さらそれを勉強して、どこに辿り着くのか

それな←
何の役に立つって、たぶん実生活の役には立たないんですよ。私ごときこっぱ会社員、グローバル社会を丁々発止で生き抜く教養も知恵も必要ありません。
そもそもキリスト教史を教養として必要とするビジネスパーソンが全体の何割いますかって。少なくとも私の三等親と、その職場にはいませんね(笑)

でも1つだけ信じていることがあります。
「知は力なり」です。

直接実生活に役立つ必要はありません。
知っていることの広さ深さによって、世界認識と人間理解が変わります。
それらが変われば人生が豊かになります。たぶん。
読書と一緒です。

でも今後かいしゃが始まって毎日働かなきゃなのに、英語も世界史も勉強できるかっていうと、難しいかもしれませんね。
まぁいいか。それはそれ。

以上はねゆきでした。